漫才「」(タイトル付けづらいわ)
「ど~も~!!![コンビ名]です~!!お願いします~!!」
※なるべく高い声で。イメージはにゃんこスターの3助さん
「…」
「なんかやりたいことありそうな顔してるぅ~!!」
「やりたいことありますよ」
「何何?」
「アニメを作りたくて」
「どんな内容?」
「猫耳生やしたヘチマのヒーローが、ごぼうとゴーヤの遺伝子をごちゃまぜにした怪人を、スカイラインで轢き殺す粘土アニメを、5月5日、GWの最終日に放映して、子供たちの心を鷲掴みにして、引きちぎりたいんですけど…
…どう?」
「ダメ」
「ですよね~。そりゃそうか。遺伝子組み換え食品だもんな~。
これじゃないやりたいことだと、検証したいことがありまして、ヘリウムガスってあるじゃないですか」
「吸うと声が高くなる」
「そう。あれを、元々声の高い人に吸わせたら、人の耳では聞き取れない程高い超音波が出て、同じく超音波で生きているコウモリの波長と合っちゃって、コウモリの群れがワーッとやってきて、全身にまとわりついて、デビルワールドにさらわれるんじゃないかと思ってまして…あ、そういえば、あなた、声高かったですよね?」
「いいえ」※低い声で
「あら~、勘違いだったかぁ~。じゃあこれはお預けだな~。
そしたら別でやりたいがありまして…
…二度漬け」
「ダメ」
「ですよね~。そりゃそうか。塩分過多だもんな~。
じゃあ、別でやりたいことありまして、さっきのヘリウムガスの実験を、海辺でやったら、イルカの群れがやってきて、美ら海水族館に連れてってくれるんじゃないかと思ってまして…」
「美ら海…行きたい…」※嬉しそうな顔をしながら小声で
「あ、そういえば、あなた、声高かったですよね」
「はい!!」※高い声
「よかった~、じゃあ明日鍾乳洞集合ね」
「いやデビルワールドに行っちまうわ!!」
「行くわけないだろ!!!」
「ええ…?」