初心者用の穴埋め式漫才台本②
どうもです。
前記事の続きです。
前記事⇩
https://toppy.hatenablog.com/entry/2018/09/18/183237
教えた中学生たち、みんなポテンシャルが高くて、
他に教われる事に伝統芸能とか音楽とかが選べた中であえて漫才選ぶんだからそりゃポテンシャルあるわな
ボケ・ツッコミは予想以上に同世代のツボを押さえた面白さがあり、
演技指導的なものもほとんど必要なくネタ合わせができるレベルにいました。
あと、手始めにコンビ名付けさせてみたらセンス爆発で、それだけで面白かったなぁ。
そんな子たちの爆笑漫才(マジで同級生たちにウケてた)を見届けて、
予想以上の大成功で帰宅した、そんな一日を過ごした体験があります。
さて、そんな時に用いた穴埋め式台本、その②『刑事の説得』です。
これは前記事のファミレスよりはちょっと浮世離れしていて、
お笑いを見ている人じゃないと馴染みが薄い設定ですね。やや難。
ただ、やはりコント漫才におけるド定番設定+流れがお決まりなので、
やるしかないっしょ。
以下穴埋め式台本です⇩
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刑事の説得
A:どーも、(コンビ名)です、お願いします。
B:立てこもりを説得する刑事さんってかっこいいよね?
A:そうだね。
B:僕刑事さんやるんで、立てこもりの犯人やって。
A:わかった。おらぁ、大人しくしろ!こいつがどうなってもいいのか!
B:おい犯人、(場所・状況でボケる)!
A:(それに対するツッコミ)!いや、普通に二階建ての建物でお願いします。
おらぁ、こいつがどうなってもいいのか!
B:おい犯人、今から説得をする!
A:え、それ言っちゃうの?
B:まず、どうして立てこもってるんだ!?
A:ああ?お前には関係ねぇだろ!
B:はん!どうせ(変な動機)だろ!
A:(それに対するツッコミ)!
B:そして普通の日常を送りたいと思わないのか!
A:ああん?日常?
B:そうだ!(変な日常)、そんな日常送りたくないのか!?
A:(それに対するツッコミ)!おい、もういい!逃走用の車用意しろ!
B:車?(おかしな乗り物)でいいか?
A:いいわけねぇよ!あと、腹も減ったから飯も用意しろ!
B:飯?(おかしな食べ物)でいいか?
A:(それに対するツッコミ)!
B:ちくしょう、全然説得できないな。
A:お前が下手なだけだよ。
B:こうなったら…、おい特殊部隊、(あり得ない行動)を許可する!
A:(それに対するツッコミ)!おい、全然できてねぇじゃねぇか!
B:(締めの一言)
A:もういいよ
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ちょっとボケやツッコミの幅が広めで、初心者にしては自由度高め。
内容的には1ボケ1ツッコミのパターンで、
伏線回収等による”掛け算の笑い”が産みにくいので、
個々のワードセンスが重要になってくるかも。そのため得手・不得手がわかれる。
是非使ってみてね。