初心者用の穴埋め式漫才台本①
どうもです。
大学生をしていると色んな機会がありまして、とある時期に
”中学生に漫才を教える+披露させる”
なんていう体験をしたんですよ。
「教えるったって、俺だってアマチュアでむしろ教わりたい側…」
とは思っていたのですが、他のサークルメンバーとも協力して
なんとか中学生たちに漫才を教えてあげられました!
間違っても堂々としよう!しか教えてない気が
その時に一つの関門となったのが、
”台本作りからネタ合わせまで正味3時間くらいしかない!!”
ってことです。やべぇプログラムだな
「漫才には設定があって、フリとオチを意識して…」
を一から教えてたら流石に披露まで辿り着けないので、
台本はサークル側で用意することになりました。
ただ、全部こっちでボケ・ツッコミの内容まで指定しちゃうと
中学生側が楽しめないので、そこは穴埋め式の台本を作っちゃおうと。
結果、サークルメンバーで分担して、
設定・話の展開は決まっているけど要所々々のボケ・ツッコミは決められてない
穴埋め式台本が、中学生コンビ分できました。
そのうち僕が担当したもので、
「これはたぶんみんな考えやすいかな」というものを載せていこうかと思います。
今回はその①『ファミレス』です。
コント漫才で定番の設定+流れが作りやすい+中学生でも知っている
という完璧なコンテンツだったので、穴埋め台本の設定候補でも第一に挙がりました。
以下穴埋め式台本です⇩
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ファミレス
A:どーも、(コンビ名)です。お願いします。
B:将来ファミレスで働いてみたいんだよね。
A:そしたらここで練習しようか。僕がお客さんで、君が店員さん。ウイーン
B:いらっしゃいませ、ようこそ、レストラン(店名ボケ)へ。
A:(店名へのツッコミ)!
B:お席こちらです。
A:はいはい。
B:本日のおすすめは、(メニューボケ)です。
A:(メニューへのツッコミ)!いや、このハンバーグでいいよ。
B:かしこまりました。こちらのハンバーグ、(ソースなどのかけるものでボケ)
A:(かけるものへのツッコミ)!普通にデミグラスでいいよ!
B:かしこまりました。セットにライスなどいかがでしょうか?
A:いや、結構です。
B:では(セットにつけちゃおかしいもの)はいかがでしょう?
A:いらない!!絶対にいらない!!
B:かしこまりました。少々お待ちください。お待たせしました。あー!(こぼす)
A:あー、なにこぼしてんだよ!
B:大変失礼しました!(失礼なこと)致します!
A:(失礼なことへのつっこみ)!もういいよ、二度とこんな店来ないよ!
B:お待ちください!(失礼なこと)!
A:(失礼なことへのツッコミ)!もういいよ。
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スムーズにやると2分程度のコント漫才に仕上がるように作ってます。
ボケを考える頭の使い方としては大喜利をしているのに近いと思います。
マジで初めての人は単発で面白いと思うものを入れるだけで十分でしょう。
ちょっと頑張れば、
所謂”てんどん”や一貫性のあるボケ(例えば全部アニメキャラに関するボケ)を
盛り込んで、より漫才らしい整ったものをつくれます。
あとは、
恥ずかしがらないこと・間違ってもへこたれないこと・声を出すこと
この3点ができれば楽しく漫才ができるし、みんなも笑いやすくなりますたぶん。
よかったら使ってくださいね。